真珠パールネックレス糸替え「糸」を使う３つの理由 メガネ・時計・宝石サトウ長野県小諸市
- 「パールネックレスの糸替えって、『糸』と『ワイヤー』どっちがおススメですか？」とよくお客様に聞かれます。サトウでは「糸」での糸替えをおススメしております。糸を使うメリットを３つお話します。
①糸の方が見た目が綺麗
糸には伸縮性があるので、糸で組んだパールネックレスは独特のしなりが生まれます。お着けになったときに美しいラインになります。
ワイヤーは伸縮性がありません。隙間ができないように真珠を通すため若干ギクシャクした見た目になってしまいます。そのため少しスキマを開けて通すか、真珠と真珠の間にパッキンを入れてワイヤーが見えないようにします。パッキンが無い方がやはり見た目的に美しいです。
②糸は万一切れた時にも真珠がバラバラになりにくい。
糸の場合は2重に通しているので、もし1本切れてもあと1本は残っています。真珠がバラバラ～っと一気に転がり落ちることがまずありません。
ワイヤーは糸より強度はあるので切れにくいですが、切れたら一気にバラバラ～！っと真珠が転がり落ちます。最近の「糸」は強度が上がっていますので、最低でも10年に一度糸替えすれば大丈夫ですよ。糸は真珠を落として無くす心配が低いです。
③糸で組んだパールは折りたたんで持ち運べる。
ワイヤーは折り曲げると、クセがついたりポキっと折れてしまったりします。ワイヤーのパールネックレスは折りたたまずにケースに保管してください。
糸で組んだパールはクセがつかないので、小さくたたむことができます。ポーチに入れて式場に持っていって、式が終わったらポーチに入れて持ち帰ることもできます。特に汗をかく夏場であまり長時間パールを着けない方がいい場合や、会場が遠くて移動中ずっと着けていたくない場合にポーチに入れて持ち運べるのでとても便利ですよ。
まとめ
総合的に見て「糸」がおススメです。ワイヤーは技術的に簡単で手間も糸よりもかかりません。ネット販売や通販など、アフターサービスを行わない業者さんや自店に糸替えのできる技術者がいない店舗などは、ワイヤーを使うことが多いようです 。
サトウでは基本的に「糸」で丁寧に糸替えを行っています。大切なパールネックレスの糸替えは、技術があり信頼できる宝石店を選びましょう。ご予約・お問合せは、お電話またはLINEからお気軽にどうぞ。
執筆者：メガネ・時計・宝石サトウ3代目 佐藤まゆみ
当店はパールを取り扱って40年以上となります。パールネックレスの糸替えや金具修理などを丁寧に行っております。
